2011年12月27日

砂漠に降る紅の雪

2011年12月25日
聖ニコラウス師団
第三旅団
第七航空騎兵中隊



当部隊は因縁の地、インバニスタンに再び降り立った。



昨年「サンタクロース・ダウン」「血の聖誕祭」
と呼ばれた中隊全滅事件以来、旅団はもちろん
師団司令部まで当該地域における危険度を認識。

本年度は第一、第二旅団。さらには師団直轄部隊からも選抜隊員が派遣され
インバニスタン派遣部隊は大幅に増強された。






本年度に入隊し、これが最初の任務だという隊員たち


プレゼントを配るという任務に誇りを抱き
気分が高揚しているのが見てわかる。

後に悲劇が訪れるなど、知る由も無かった。



戦闘は最初から激しかった。


子供の頃にプレゼントをもらえなかった大人達で結成される
サンタ撲滅派民兵、通称「リア充殺し隊」による攻撃にされされた。




当初は戦力として期待されていた
第一、第二旅団の隊員であったが、彼らが担当していた欧州や北米に比べ
日本での戦闘は尺度が違った。


それまでの常識が一切通用しないことに
選抜隊員たちはうろたえた。


「なぜだぁ!どうしてこんな事に!」
「これが戦争だよ、兄弟・・・」


混乱をきたすインバニスタン派遣部隊
そして「リア充殺し隊」のヤン・デ・レー将軍より
「プレゼントをすべて放棄してこちらの味方につけば、ロリ奴隷をくれてやるぞ」
というプロパガンダが届く。

これに動揺し、一部の部隊が離反。
「リア充にプレゼントを配るために死ぬなんて、冗談じゃない」


「この裏切り者め!」


「黙れ、リア充の手先が!死ね!」


トナカイ「こちらスノーライダー。隊内で離反者が出た様子だ」

第三旅団司令部「ホワイトツリーよりスノーライダーへ、離反者を識別できるか?」

トナカイ「戦闘が激しすぎてこちらからは識別できない」

第三旅団「了解したスノーライダー。当該地域に無差別攻撃を行う。
そちらにファイヤードラゴンを派遣する。火力誘導を行え」

トナカイ「了解した。・・・クソ、『誤爆を気にするタマじゃない』ってか」


ファイヤードラゴン↓

「制限なしだ、攻撃開始!」
「ヒィヤッハァー!」


旅団直轄部隊ファイヤードラゴンの無差別攻撃により
陣営を問わずすべての兵士が攻撃された。

師団の援護を担当するPMCによって捕らえられた離反サンタ


午後より降雪となったが、戦場の雪は赤く染まり
さながら血しぶきが空から降り注いだかのような光景となった。

こうして2011年のクリスマスはまたしても悲劇に終わった。
関係者各位からは、離反者が出た際
旅団司令部の対応があまりに素早いことと、その内容が過激であった事から
司令部は離反を予測していたのではないか、という声が上がった。

また選抜隊員の多くには同性愛の疑いがかけられていたため
師団司令部が事実上の粛清を実行したのではないか、という噂も広がった。


これに対して旅団司令部は一切のコメントを控えている。
同時にこの日の戦死者の人数と身元について、さらには生存者の情報も含め
詳細は一般に公開されていない。

この戦いに関する詳細な情報は、ストックホルムの師団司令部に保管され
2161年に一般公開される予定となっている。


あの日戦ったすべてのサンタクロースに感謝をささげる。




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Posted by ミリタリー研究会  at 17:35 │Comments(0)小松

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